先日、0.1歳児のお部屋にも新しい水槽が設置されました。
そこにはエビや金魚が入っており、子どもたちからも見える位置に設置しています。
ただ設置するだけでは、もったいない!と思い新しい水槽をもって
わざと子どもたちの近くを通ってみたり・・・
「見て~」と大きな声で先生たちに話しかけ子どもたちの視線を集めてみたり・・・
”何か始まるのではないか?!”という雰囲気を目一杯かもし出してみることにしました[wp_emoji2 code=”d150″ alt=”ぴかぴか (新しい)”]
それに気づいたのか、言葉はなくとも、じーっとこっちを見ているつぼみ組さん。
近くにきて手をのばして触ろうとする子もいました。
設置中、ちょうどおやつの時間で子どもたちの席からよく見えていました[wp_emoji2 code=”d084″ alt=”目”]
次の日。
エビや金魚が水槽に入り、いつ気付くかな~と子どもたちの様子をみることにしました。
おやつへ移動中、1人の子が「お~!!!」と叫び、近くにいた子が数名近寄っていました。
水槽のなかの生き物に気付き、みんなで指さして盛り上がっていました[wp_emoji2 code=”d146″ alt=”るんるん (音符)”]
その盛り上がりに気付き、また1人・・・また1人・・・・
と水槽の周りには、たくさんの子どもたちが集まっていました。
昨日までは、空っぽだった水槽。
それを見て、こんなに盛り上がってくれるとは・・・。
わざと子どもたちに、空っぽの水槽を見せたり、先生同士で楽しそうに話している姿を見ていたからなのか・・・
それとも、ただ金魚を見てうれしかったのか・・・
憶測は広がりますが、〝見せる”という意味は無駄ではないと思っています。
子どもたち、自ら物事に気付くということは大切だと思いますが
気付けるように視野を広め、興味が出るように工夫することが〝自ら気付く”ということに繋がるのではないかと思います。
今回は生き物を通して、このように考えることができましたが様々な場面で言えることではないのかな~と考えます。
これから子どもたちが生き物にどう関わっていくのか、関われるためには何が必要か考えていきたいと思います。
村田 朋子