先日、つぼみ組のお部屋に、新しいお友だち(Aちゃん)が入園してきました。
まだ小さなお友だち。。。
子どもたちはすぐに側へ寄って来て、顔をのぞき込んだり、自分より小さな手・足に触れてみたくて〝触れさせて♡”とアピールしていました。
そのAちゃんが入園して2日目。
その日も泣いているAちゃんを抱っこしていると、他の子が近づいてきて、おもちゃを上げようとしたり、頭をよしよしとなでて優しく接してくれました。
そこへBちゃんが泣きながら近づいてきました。
保 「どうしたの?」(どうやら先生に抱っこしてもらいたかったようです)
B 「(泣)」
保 「こっちにおいで~」
B 「(泣)」(泣きながらAちゃんを抱っこしている先生へ近づく)
Bちゃんはきっと抱っこをして欲しかったのかもしれません。
普段そのようなときには、先生の膝の上に座ると安心するのかすぐに泣き止んでいます。
この日のBちゃんは〝おいで~″と声をかけられてAちゃんを抱っこしている先生・・・ではなく、泣いて何かを訴えているAちゃんの姿をじーっと見て立っていました。
そこから1歩も動かずAちゃんを見つめ続けるBちゃん。
どうするのかな?とその様子をしばらく見てみると・・・あれっもう行っちゃうの!?という感じで、側を離れていってしました。(実は別の場所にいた先生に向かって〝抱っこ~”とアピールしていたのですが)
このような光景は、様々な場所で見られたりします。
今回は、このような姿が見られましたが、
もし、自分と同じか、自分より年上のお友だちだったらどんな反応だったのか・・・
もし、Aちゃんが泣いているのを見ていなかったらどうだったのか・・・
Bちゃんの本当の気持ちは推測でしかわかりませんが、子ども同士での関わりの中でどんなことを感じているのかに注目していきたいと思います。
緒方 詩織