いろいろな環境のなかで


先日、おたのしみ会があり、子どもたちの成長というものを感じることが一つの分野であったと思います。

子どもは親の背中を見て育つ“とか”子どもの躾は、親がしていないからよくない大人になる”という話を耳にしますが、子どもは、親だけではなく、多様な関わりのなかで、社会的な知性や能力を身に付けていくと思います。子どもは、親の背中ばかりを見るのではなく、親が用意した環境によって、異なった変化があります。環境と言っても家の造りではなく、取り巻く文化、地域等がどういったものなのか、子どもが関わりをもつものが、人格形成によりよいものでなければならないと考えられます。

親子は遺伝子が同じだから似ているのではなく、遺伝子は、環境に反応して環境に順応しようと回路を作ります。なので、環境を通して学び得たものが、似ていると、親子が似ている可能性があるだけであり、遺伝子が同じだから似ているとはイコール関係にはならないということだと考えられます。と、私が思ういい環境とは、多様な人が生活する環境と考えているので、やはり、それは集団となり、現代社会では子ども園や保育園などの施設のなかで、様々な経験を多様な人と共に味わうこと、分かち合うが大切だと思います。それは、今回あった、お楽しみ会を通しても、絵巻を見て姿としてありましたように、子ども同士、保育者と、助け合ったり、協力したり、分かち合うことが、あったと思います。

一つ一つの経験、体験が意味のあるものであり、子どもには、家庭だけではなく、様々な社会のなかで、生きることが大切だということを改めて考え、感じました。

 

01ステージ ワタナベヒロオミ