あたりまえ!?


私は茨城県出身で、やっとの事で貰い手が見つかり、今は熊本にたどり着きました。

そしてここにたどり着くまでも、茨城・ニジェール・東京・神奈川にも住んだことがあります。

 

「ニジェール?」っと思いの方が多いかと思いますが、今から15年ほど前に青年海外協力隊員として2年間、西アフリカで国土の2/3がサハラ砂漠の「ニジェール」という国に派遣されていました。

 

そこでの生活では、それまで日本で生活してきた自分の中の「常識」がことごとく通じず、カルチャーショックが大きかったことと自分が日本人であることを強く実感させられた2年間でした。

例えば、

・私のお家の警備をしてくれていた一家の20歳の奥さんが、二人目の子どもを出産後3週間で急死。(解剖などはしないので原因不明)

・生まれた子どもは、叔母の母乳やヤギの乳で育てられていましたが、生後6か月で栄養失調で死亡。

・奥さんを失くしてほどなく(3か月後)、警備員が次の奥さん(17歳)を迎え入れたいから、雇い主の私に資金を工面してくる。

・活動していたのは技術訓練校で、10代~30代の学校に通ったことのない読み書きができない女の子が生徒。

・学校と言えども、生活(女性は家事)することが第一なので遅刻早退・居眠り・(授業中の)食事が当たり前。

・話し方に勢いがあり、私(日本人)からしたら怒っているように感じる。

 

などなど・・・挙げればきりがないのですが、相手の文化をきちんと理解することはとても難しかったのですが、実際に身を置いて、目で見て・触れて・感じて知ることができたことは、今となってはいい経験だったと思っています。

 

世界に飛び出すまで行かなくても、可能性の塊の子どもたちには、いろんな世界(国・仕事・場所・文化などなど)を実際に見て・触れて・感じて・知っていって欲しいと思っています。

3・4・5ステージ 田尻 ひとみ