触りすぎに要注意‼︎


久しぶりのブログです。

突然ですが、赤ちゃんの肌ってすべすべして柔らかくて気持ちいいですよね。ずっと触っていたくなります。でも、「触りすぎ」には注意が必要。赤ちゃんの発達を妨げることにつながります。「触るより触らせる」が重要です。

子育て実用誌『AERA with Baby スペシャル保存版 早期教育、いつから始めますか?』では、脳の発達を変える赤ちゃんとのかかわり方を特集しています。この中にこういった記事がありました。

「今の育児の中で、ないがしろにされているのが『触る』という感覚です。」日本赤ちゃん学会理事長で、同志社大学赤ちゃん学研究センターの小西行郎先生はそう言います。赤ちゃんが順調に発育しているかどうかは、首すわりや寝返りなどの運動発達で確認しますが、実は「触覚」は、脳の発達や運動を促すうえでとても重要な意味を持っています。

大人が運動する際は大脳から体の筋肉への指令があって動くとされていますが、実は大脳がほとんどできていない胎児も、子宮の中で全身運動をしています。動くことで脳をつくっていくのではないかと考えられています。

触覚は最初にできる感覚で、胎児は妊娠10週目くらいからくちびると指先に触覚が宿り、指しゃぶりを始めます。もう少し大きくなると、子宮の内壁に手足をぶつけます。これが「胎動」です。生まれた後も、手を合わせたり(生後4カ月頃)、足をなめたり(生後5カ月頃)して、自分や周囲を触った認識をもとに脳内に自分の体の像を作り上げていきます。身近なものを触ろうという動きが、運動にもつながるのです。

「赤ちゃんが何でも口に入れようとするので危ないし、不衛生」と悩むママやパパもいるでしょう。でもこれは、最も発達の早い口の中の感覚で、さまざまなものを確かめる行為なのです。生後5~6カ月頃までは平面しか見えていませんが、口に入れることで立体を認識することもできます。

さらに小西先生は、「触る」と「触られる」ことは全く違うと強調します。

「触る」は赤ちゃん自身の能動的な動きで、とても重要。赤ちゃんが自分の体を触って認知しようとしているとき、むやみに触ることは控えたほうがいいと言います。

小西先生は、
「赤ちゃんがかわいくて思わず触ってしまう。そんな親子の自然な触れ合いはもちろんいいことです。」
としたうえで、こう言います。

「ベビーマッサージや赤ちゃん体操など、意識的なタッチは赤ちゃんの自発的な行動とは対極にあります。脳の発達には赤ちゃんのやることを邪魔しないのが重要で、赤ちゃんからの働きかけを待つことを心がけてほしいと思います」
※『AERA with Baby スペシャル保存版 早期教育、いつから始めますか?』より

当園の保育方針の一部でもある「子どもの自発的な活動としての遊びを保障する保育(自立をはぐくむ)」というのは、赤ちゃんから大切にしていかなければと感じました。

 

赤ちゃんの触りすぎに要注意のようです(笑)

 

スタッフルーム 豊田 亮